花火に合わせた取り組み

2019年8月3日編

2019年8月3日19時時点での内容

 2019年8月3日は両得電鉄沿線の至る所で花火大会が予定された。各地とも天候に恵まれ、花火大会は無事に開催されそうだ。

 

 両得電鉄では各地で開催される花火大会を盛り上げようと、アニメCMを制作することになった。例年はただ「沿線の花火大会」と題したポスターを各駅に掲示する程度だったわけだが、今年はわざわざCMまで制作することになったのは、ある小説が関係している。

 

 2011年に両得電鉄沿線(津喜市出身)の小説家、「夏岡尊(なつおかたける)」が書いた小説『天気予報と花火』は、「8月3日の花火大会」が一つのキーポイントとなってくる。この花火大会は当時津喜みなとで行われていた花火大会がモデルになっているが、2019年は奇しくも8月3日に花火大会が集中することになった。

 

 津喜県内だけに限定しても、市屋、椿菜、海浜検見浜(津喜市)、堀川海岸(奈原市)、桃志、古林などで花火大会が開催されるほか、その他の県でも各所で花火大会が行われることになった。両得電鉄の広報部でさえ把握するのに手間取ったらしい。

 

 両得電鉄広報部では『天気予報と花火』を映像化し、それをCMとして放映することにした。この『天気予報と花火』という作品は、2013年にアニメ化されたわけなのだが、放送当時と現在では津喜市周辺の様子が少々変わっている。そこで、作中の風景を現在の光景と同じものに変更し、改めてアニメを作り直すことになった。

 

 さて、CMには音楽が欠かせない。この音楽製作を手掛けることになったのは、アニメ版のOPテーマを歌ったバンド「ベルガモ」である。クオリティーが高く作り込まれたメロディー、技術があるメンバーによる演奏、そしてボーカルの特徴的な声と紡ぎだされた歌詞がファンに支持されている。

 

 このベルガモというバンドであるが、初期の曲と最近の曲とでは雰囲気が変わってきている。ボーカルの声も昔はハイトーンだったが、最近は落ち着いた雰囲気で歌うようにもなった。アルバムも2013年当時のものはアッパーチューンを多めにしていたが、あるメンバーの脱退もあり最近は新しい方向性へと進み始めている。

 

 両得電鉄広報部、プロデューサーや監督などと話し合った結果、今回のCMに使われる楽曲はアッパーチューンとすることにした。これはアニメ版のOPテーマがアッパーチューンであったことや、花火大会特有の雰囲気をわかりやすく演出したかったという監督の意図によるものである。

 

 このCMプロジェクトは、2018年の秋ごろにはすでに製作が進められていたらしいが、実際に放映開始された2019年7月21日までは一切極秘にされていた。2019年7月27日の午後19時56分頃。各局多少のずれはあったが、ほぼ一斉に1分バージョンのCMが放映された。放映後すぐさま話題となり、両得電鉄のアカウントに投稿された動画も大きく拡散された。1分バージョンの放映後は、30秒バージョンのCMが放映されている。ちなみにCMの最後には「8月3日まで、あと〇日」というナレーション(登場キャラの声優を務める金沢那奈によるもの)が流れる。

 

 CMに合わせて両得電鉄や両得バスなどでも発車メロディーや車内チャイムの一部を『天気予報と花火』のCMに使われた「8月3日」に変更した。この発車メロディーやチャイムは、花火大会の最寄り駅で7月28日から8月3日(厳密には8月4日深夜)までの期間限定で流れている。

 

 両得電鉄ではこれに加え、オリジナルボイスのアナウンスを8月3日午後~8月3日深夜までの限定で放送している。20時頃までは花火の種類や花火大会の裏話を流し、20時以降はまた別のアナウンスを流す予定だとか。ちなみに、このオリジナルアナウンスは、乗務員が携帯しているタブレット端末を介して流している。最近よく流れる、四か国語案内放送と同じ流し方らしい。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2019年08月03日

当ページ公開開始日 2019年08月03日