両得本線2005年

2007年にデジタルATC化が行われることになっていた両得本線。それに備えて新型車両10系0番台が着々と進んでいた。

10系0番台は当時両得本線と古林線への導入が進められており、在籍数はどちらも同じ程度、つまり半分ずつ導入されていた。

10系0番台は従来の新型車両よりも早いペースで導入されていたが、一方で急速に姿を減らしていたのが20系と50系だった。

20系は地下鉄直通運用に対応した車両で、両得本線や浦原線をメインに活躍していた。しかし、80系や10系の導入により2005年時点ではあまり見かけない存在となった。

20系は年々スピードが上がっていく優等列車運用に対応ができなくなり、当時の普通列車専用の車両扱い。さらに抵抗制御であるため地下鉄線内の放熱が問題となっていた。

一方、50系も上谷口運用で頑張っていた。ただし、こちらは地下鉄にそもそも直通ができず、加速性能が低いことから優等列車をメインにした運用が組まれていたようだ。

そんな20系と50系だが、最初に置き換えられたのは地下鉄に乗り入れられない50系だった。地下鉄に乗り入れる列車が多い両得本線にとって、50系は邪魔者となってしまったのだ。置き換えられた50系は津古線などに転属している。

20系の置き換えも進められ、2006年までに浦原線から引退。地下鉄線内で抵抗制御の響きを聞くことはできなくなった。ちなみに、20系が空港直通運用に入った際は、自動放送に対応していない関係で車掌が英語アナウンスを行っていたそうだ。


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当ページ最終更新日 2018年04月21日

当ページ公開開始日 2018年04月21日