津喜県内編

津喜県内の都市紹介

津喜市

 津喜市の県庁所在地で政令指定都市。人口は400万人ぐらいである。永京(浜茄子町)から電車で30分ぐらいの所にある都市だが、「津喜都市圏」という独自の都市圏を形成している。

 近年は永京と富街国際空港の中間地点にあり、人口約2200万人の都市圏神場へ向かう高速線の駅があるという立地を生かした開発が行われている。永京にあった複数の省庁が移転してきているほか、大手企業の本社も増加中だ。

 市内には中華街とブラジル街がある。中華街は全国で2番目に大きい規模で、おいしい中華料理の店がたくさんある。また、ブラジル街も人気スポットとなっており、異国情緒漂う雰囲気はSNS映えするので若者に人気のスポットだ。中華街とブラジル街の存在は、津喜市の方針にも影響を与えている。

 津喜市では、永京の副都心として、国際的な都市になることを目指しており、その一環で世界各国の様々な文化を受け入れようとしている。ただ受け入れるだけでは異文化間での対立が起きると高いと考えている津喜市では、様々な文化が共存できるよう条例を制定した。一方で、条例の中身が細かすぎるとして反対する意見もあるようだ。

 津喜市は城下町として、かつての軍都として、そして港町として栄えた経緯があり、各地域で人々の考え方が大きく異なることがあった。1950年代から1960年代の間は各地域での対立がひどかったが、1970年代の市長が「互いを認め合い、対立したら対話する」という方針に基づいて市政を行い、それ以来考えはおおむね守られている。

 「互いを認め合い、対立したら対話する」という考え方が浸透するのに時間がかかったのは事実だが、今では各地域でこの考え方は受け入れられている。それは、1960年代の対立による混乱に対する反省と、無駄な犠牲を生みたくないという強い思いがあってこそなのだ。市内に住む外国人が増えていく中、これからも「互いを認め合い、対立したら対話する」という考え方を維持できるかが、津喜市の平和の鍵となるかもしれない。

 

街道宿市

 津喜市の北に隣接している市。津喜都市圏、永京都市圏のベッドタウンとして機能している。高校や大学が多い学園都市として知られており、中心部の街道宿駅は若者で賑わっている。永京工科大学もこの街道宿市にある。

 津喜市が日本・世界記録や公園の数などのデータを積極的にアピールしているのに対し、街道宿市では「街に住むことで生まれる物語」をアピールしている。津喜市よりも緑が多い街道宿市は、郊外だからこそのゆったりとした日々がありますよ、というアピールをしているそうだ。ただ、これだけは言わせていただきたい。昼間人口1人あたりの失恋率は津喜県一位ではないのか、と。若者が多い分、恋が生まれれば逆に散ってしまう率もおそらく高い気がする。

 

 果たして街道宿市が行ったアピールの結果なのかはわからないが、津喜都市圏の人口が年々増えているため、その中にある街道宿市の人口も増え続けている。

※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2017年10月19日

当ページ開設日 2017年10月19日