得原本線・桃志線

2017年4月1日まで、得原業務部のエリアだった。

得原線について

 得原線は、両得電鉄と得原鉄道(当時)が1966年に対等合併した際に両得電鉄の路線となった。両得電鉄の路線ではあるものの、2017年4月1日までは「得原業務部」により管理されており、独自色が強い路線である。

 車両は木滝車両センター・遠山原車両センターに所属する車両がメイン。RE系は10両編成だが、それ以外の車両は6両または4両である。得原鉄道時代から活躍している1510系は、現在4両編成のみ在籍している。

得原線の解説

 得原線は、津喜県の古林駅と遠山原県の遠山原駅を結ぶ路線である。遠山原県は高速線が通っていないため、得原線は他県における高速線並みに重要な路線だ。そのため、本数が日中でも多い。

 全区間にわたり走る電車は特急を除くと少なく、古林(永京方面)~豊矢間と豊矢~遠山原間のそれぞれで区間運転を行う電車がほとんどだ。豊矢までは永京方面への直通列車も多く、車両も津喜支社所属の10両編成などが使用される。一方、豊矢~遠山原間は永京への直通は無く、車両も得原支社の車両がメインだ。

 

沿線について

 古林から小野原までは桃志線も乗り入れる区間。かつては水田が一面広がる区間だったが、1970~1990年代にかけて駅の周辺は住宅やマンションばかりとなった。

 小野原は桃志線との分岐点。「小京都」とも呼ばれる小野原は、一部の区画にかつての街並みが残っている。駅の東を流れる小野川と川沿いの建物は、非常に風情がある佇まいだ。駅舎も小野川沿いの建物をイメージしたレトロなデザインであり、歴史と伝統がある駅であることをアピールしている。

 小野原駅を出発すると、電車は北へと急カーブ。徐行と微妙な加速を繰り返せば、県境の川を渡る鉄橋である。ここから木滝神宮までは水田が広がる区間で、1980年代に水害対策のため線路は高架化された。高架線を走る列車からの眺めは非常に良く、遠いところまでよく見える。

 木滝神宮に近づくと、再び住宅が増える。木滝神宮駅は古くから知られている木滝神宮への玄関口として有名だ。駅舎は木滝神宮の社殿をイメージした立派な駅舎で、開業時から使われ続けている。その近くには新駅舎があるが、この駅舎はあくまでも元からの駅舎の混雑を緩和するために建設されたもので、建て替えを目的として建設されたものではない。

 木滝神宮を発車し、川を再び渡ると再び田畑が広がる。それでも、駅周辺には住宅が集中しているのは、この区間が古林や永京への通勤圏内であるという事を意味している。遠山原方面へ通勤する人もいるが、それでも永京方面への通勤利用者に比べると少ない。

 亀野道には車庫が設けられている。仁市総合車両センター亀野道支所だ。この車庫は得原支社の車庫であるが、得原支社の車両だけでなく、津喜支社の10系や80系が止まる所も見られる。「支所」ではあるが、車庫自体は広くて端から端までは自転車で移動しないと大変だ。

 亀野道を過ぎると、北側に湖が見える区間がある。その多くは住宅により隠れて見えないが、時々住宅が途切れると姿を現す。電車が向かう豊矢は、この湖へ流れる川の水により産業が発展した。

 北豊矢に近づくと、田畑は少なくなり住宅やビルが増える。北豊矢は豊矢市の副都心で、NTR線の駅に隣接している。この北豊矢は豊矢駅より南にあるが、地名が「北」であり豊矢中心部の北にあると勘違いした担当者が「北豊矢」という駅名にしてしまったそうだ。

 豊矢市の中心となるのは、北豊矢から電車で一駅の豊矢駅だ。豊矢駅は来戸へ向かう来豊線や、彦原線・星久喜線が発着するターミナル駅。得原線の電車もこの駅を境に運行系統が分断されており、終日多くの利用客でにぎわっている。

 豊矢駅を出ると、カーブしてしばらく川沿いを走る。マンションやビルが建ち並ぶエリアを過ぎれば、一戸建てばかりの景色に変わっていく。しばらくその景色の中を走れば、仁市だ。

 仁市は「仁市総合車両センター」の最寄り駅。駅の東側には得原支社管内の車両基地で最も大きな車庫がある。この車両センターは、重要部検査など細かな部品まで分解する検査も行うことができるほか、車両の大規模改造も行える設備を備えている。70系や80系の先頭車化改造はこの車両センターでおこなわれた。

 仁市駅自体も3面6線の大きな駅だ。1~4番線は得原線、5番線は星久喜線、6番線は彦原線が使用しているが、星久喜・彦原線の電車が得原線ホームに到着することもある。

 仁市駅の少し複雑な分岐を過ぎれば、再び田畑が多い区間の中を走っていく。豊矢市は古林市や遠山原市に比べると人口が少ないため、中心部から田畑が広がる区間までの距離が短い。この区間は日中も15分間隔の区間なので、利用客は多い。

 丘陵区間の手前である瑞城駅は、かつて複数の支線が分岐する大きな駅だった。2010年までは星久喜や朝湊などに向かう支線が分岐していたが、現在支線はすべて「遠山原鉄道」の路線となっている。車庫も遠山原鉄道が使用しており、両得電鉄の設備ではなくなった

 瑞城駅を過ぎると、それまでの区間に比べて坂を登ったり下りたりすることが多くなった。電車に乗っているとあまり意識しない坂だが、一番前で前面展望を眺めると坂が多いのがなんとなくわかる。この区間は地盤こそ良いが、豊矢からも遠山原からも微妙な位置にあるので住宅は少ない。

 得原長沼駅は丘陵区間の中にある駅。この駅から15分に1本の普通に加えて30分に1本の急行が運行されている。いよいよ遠山原都市圏の中へ突入したのである。

 丘陵区間を抜けると、電車は遠山原平野の中に突入。松波駅では長谷線が分岐する。この松波駅からはさらに本数が増える。住宅やビルも増えていき、いよいよ本格的に遠山原都市圏の中であるということを感じさせる景色になっていく。

 菊園では若堀線が分岐。本数は変わらないがこの区間から遠山原側は乗客がどんどん増える。しばらく住宅の中を走ると、NTR線が近づいていく。NTR線の上を通り、川を渡ると那奈川駅だ。那奈川駅では遠青線が乗り入れて来る。遠青線も本数が多いので、那奈川~遠山原間の運行本数は遠山原都市圏で最も多い。ビルばかり見える車窓となり、遠山原の中心である。

 終点の遠山原駅は6面4線。駅自体は広いが、折り返し列車が多いので実はゆとりがない設計である。中心部にある遠山原駅は、もともと利用客が多いが乗り換え客も加わりさらに混雑する。2013年には駅の上に商業施設「両得遠山原モール」が完成。駅の上という立地もあって、毎日多くの人でにぎわう。

駅一覧表

※「速い」は仮の種別名で、2018年3月運行開始予定。


活躍する電車

古林線直通電車


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2018年03月24日

当ページ公開開始日 2017年09月23日