80系700番台

旧津鐘電鉄700形

津鐘電鉄初の20m車

 700形が登場した1991年当時、津鐘電鉄の車両はほとんどが14.8m車だった。これは2017年4月に廃止された津喜高架市電(津喜市電)に乗り入れるためだったが、輸送力増強が限界に近付いていることを理由に20m車を導入することを決定した。

 1989年までに駅などの設備が大型車両に対応できるようになり、1990年には両得電鉄50系を半年ほど借り受けて試運転を行った。試運転を行った結果、20m車の運行が問題ないことが明らかとなり、1991年に20m車初の新車、700形が登場した。

 700形の設計は当時直通乗り入れ計画があった両得電鉄の車両を参考にしている。そのため、車内設備は両得80系に近いものとなっており、ドア上のLED案内表示機などが設置されている。一次車は自動放送装置を設置していたが、トラブルが発生したため2次車以降は設置されていない(2003年に全車設置工事済み)。

 制御装置はGTO素子のVVVFインバータ。鳥豊電機製造製の装置を採用している。最高速度はベイコネクトの最高速度でもある120km/h。加速度は3.3km/h/s、常用最大減速度は4.0km/h/sだ。乗務員曰く「パワーがあって遅れを取り戻しやすい」とのこと。

 編成は8両編成を基本としているが、1997年度までに導入された編成は当時存在した4両編成運用に対応するため、4両編成を2本連結した8両編成となっている。4両編成の運用は1998年3月までに廃止されたので、1998年度以降に導入された編成は8両貫通編成に変更された。

仕様変更

 2001年に導入された編成は、大型袖仕切りとドアチャイムを採用した。車体構造も細かい部分が変更されており、低コストで導入できるように改良された。モニタ装置も両得電鉄の「RIMS」を多少簡素化したものに変更され、メンテナンス効率化を達成している。仕様変更された車両は、2004年まで導入された。

リニューアル工事

 2013年からリニューアル工事が開始されている。内容はUVカットガラス化、ライトのLED化など細かい内容ばかりだったが、2017年には1998年度導入車に大規模なリニューアル工事が行われた。

 リニューアル工事では塗装を両得電鉄伝統の水色に変更。前面デザインも30系100番台を意識したデザインに変更されている。他にも、制御装置のSiCモジュール適用VVVFインバータ化、内装の更新(LCD設置など)が行われた。

得原支社管内への転用

 ベイコネクト・光鐘線の電車を10両編成に統一するため、2018年3月10日ダイヤ改正までに全編成が得原支社に転属した。一部編成の上部にあった黄色帯は撤去されており、車内の案内も得原支社仕様に改められている。得原線などの路線で活躍中だ。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2018年06月24日

当ページ公開開始日 2018年01月14日