沖縄電鉄 8000系

 沖縄電鉄では2020年春のダイヤ改正で、一部区間の複線化が行われることになりました。今回複線化されるのは那覇に近い区間であり、該当区間では電車の本数が増やされます。この際の車両不足を補う目的で8000系が導入されることになりました。

観光需要にも応えるため

 今までの車両は全車両オールロングシート。これは那覇付近の混雑に対応するための設計でしたが、那覇方面から海洋博公園方面へ向かう観光客には不評でした。そこで、8000系は一部区間複線化で混雑緩和が予想されることから、車端部を除くすべての座席をロング・クロス転換座席に変更することになりました。

 ロング・クロス転換座席はロングシートとクロスシートを切り替えることができる座席。通常のロングシート車よりも一両あたりの座席数が減少するなどの欠点がありますが、ラッシュ時の混雑にも日中の観光輸送にも対応できるということで採用されました。当面は日中に運行される快速電車でクロスシート状態とし、それ以外の電車ではロングシート状態で運行されることになっています。

 2020年春のダイヤ改正までに4両編成3本が導入され、デビュー後は極力那覇空港~海洋博公園間の快速電車に充当する予定です。また、2020年以降も増備を続け、2020年代後半までにはすべての快速電車を8000系に統一する計画もあります。

 車両のスタイリングは以前から使われていたブルーをメインカラーとしていますが、ホームドア対策のためにドア上にも帯を追加。また、フロントスタイリングは丸いライトを一部に採用することにより、優しい雰囲気となっています。

 ロング・クロス転換座席を新たに採用したことをアピールするため、車両の愛称を「Oライナー」としています。Oライナーという愛称は8000系で運行される快速(クロスシート状態時)に使用される予定で、ロングシート車両との差別化を図ります。

 車両自体の基本設計は7000系をベースとしていますが、車体のドア配置が変更されたり、クーラーが集中式になったりなどの変更点があります。そのほか、VVVFインバータ制御装置をSiC-VVVFに変更することで、車両の軽量化と消費電力量を削減しています。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2019年09月23日

当ページ公開開始日 2019年09月23日