古林市

 古くは水運の町として栄えていたが、それほど人口が多いというわけではなかった。そんな古林市の人口が増加することになったのは、旧陸軍関係の施設ができてからのことだった。戦前は「軍都」の一つとして栄え、鉄道も鉄道省古林線と京得電気軌道(現:遠山原線)、得原鉄道(現:遠山原線)などが開通。交通の便も良くなっていた。

 戦後は永京都市圏近郊のベッドタウンとして栄え、また周辺の市町村を合併し市域は拡大した。団地や工業団地などが次々と建設され、人口が増加。特に遠山原県内や東北方面から引っ越してきた人が多く、現在でも「永京に近いのに訛りが結構すごい」と言われているらしい。

 現在の人口は97万人。本来の「古林」エリア(中央区)の人口と、津喜ニュータウンエリア(草深区)の人口はそれほど変わらない。通勤・通学に関しては、古林市内よりも永京都心や津喜市方面に向かう人が多いようで、昼と夜の人口の差が高めである。

 市を代表する駅は古林駅(乗降客数約20万人)。NTR古林線と両得電鉄が乗り入れている駅だ。両得電鉄の駅の方が規模が大きく、5面10線+地下ホーム1面2線というまさにターミナル駅である。永京の上谷・業平駅と遠山原駅を結ぶ特急電車はそのすべてが停車するほか、通勤電車も本数が多い。

 2017年にはNTR駅と両得電鉄駅がどちらも橋上駅舎化され、駅と一体の商業施設も完成した。一方、中心部に二つあった百貨店のうち一つが閉店してしまった。

 草深も人口が多いエリア。しかしその歴史は浅く、戦後に大規模団地や住宅が多数建設されたことにより人口が増加したエリアである。駅前には工場跡地などを利用した商業施設「リヒトモール草深」がある。また、「草深総合車両センター」という両得電鉄の車両基地があることから、始発電車が多い。近年はマンションの建設が進んでおり、利用客数は増加傾向にある。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2019年04月30日

当ページ公開開始日 2019年04月30日