西豊高速線

概要

 西豊高速線(さいほうこうそくせん)は、奉旗県奉旗市の奉旗駅(ほうはたえき)から、石和県石和市の石和駅(いさわえき)を経由し、神場府神場市の神場駅(かみばえき)へ向かう、NR今北の鉄道路線です。同じく奉旗と神場を結ぶ永神高速線に対し、こちらは鳥豊地方の西海岸を経由して神場へ向かいます。

 1999年10月に奉旗駅-稲倉駅間、2002年3月に稲倉駅-神場駅間が開通しました。

運行形態と車両

 毎時4本程度が運行されています。

 最速達タイプは奉旗から永神高速線に乗り入れ、永京駅まで直通します。編成は16両で、奉旗を出ると新按針、石和、神場に停車します。毎時2本程度運行されています。

 各駅停車タイプは8両編成です。時間帯により、奉旗駅で知元周りの8両を連結し、16両で永京を目指す列車も設定されています。

沿線概況

 起点の奉旗駅(ほうはたえき)は2面4線の駅です。西豊高速線の列車は主に内側の2線を使用しており、駅の八田山方には折り返し用の留置線が設けられています。ホームでそのまま折り返すことも可能ですが、永神高速線の本数が多く、清掃時間を加味すると留置線で折り返す必要があるようです。

 駅を出るとしばらく永神高速線と併走します。分岐地点までは外側が永神高速線、内側が西豊高速線という部分的な複々線区間となります。西豊高速線の線路がだんだん上がっていくと、立体交差で永神高速線の上を越えます。速度に関する制約はないため、列車はそのまま最高速度の260km/hまで加速します。


 新按針駅(しんあんじんえき)は2面2線の駅です。最速達タイプを含めすべての列車が停車します。駅は按針市の中心から離れた場所にあるため、この駅と按針駅の間を結ぶ富永本線の区間列車も多数設定されています。駅の周辺は当路線の開通にあわせて再開発が行われ、大型ショッピングモール「リヒトモール新按針」などの商業施設もあります。

 新垣駅(にいがきえき)は2面2線の駅で、内側2線は通過線となっています。各駅停車タイプは当駅で最速達タイプの待避を行います。この駅から鳥豊地方の西海岸沿いを走っていきます。


 津幡駅(つばたえき)は2面4線の駅です。各駅停車タイプのみが止まりますが、当駅で接続する坂元線にはとどろき小夏鉄道、いで鉄道からの直通列車も時折やってきます。奉旗県西部への玄関口として重要な役割を果たしているようです。


 第一期開通区間の終わりである稲倉駅は、2面4線の駅です。開通当初は石和・神場方面行き在来線特急との対面接続が行われており、駅の石和方には地上の在来線へ降りる線路跡が残っています。

 石和駅(いさわえき)は2面4線の駅で、すべての列車が停車します。県庁所在地の駅ということもあって駅周辺は賑わっており、地方ではありますが高層ビルも建っています。


 草牟田駅(くさむたえき)からは山岳区間に入ります。在来線は険しい地形を克服するため、線路をくねくねとカーブさせてゆっくり山を登っていきますが、当路線はトンネルを用いて直線的に神場を目指します。

 田井中駅(たいなかえき)は2面4線構造の通過線を備える駅です。この駅まで来ると神場駅まであと40kmほどとなり、通勤で高速線を利用する人の割合も増えていきます。田井中駅からはほぼ直線的なルートでそのまま神場駅を目指します。

 終点の神場駅(かみばえき)は地下に2面4線のホームがあります。高架線の永神高速線及び魚住・富原高速線への直通は考慮されていませんが、将来的な津沼方面への延伸ができるような構造となっているようです。



※当ページの内容はフィクションです※

当ページ最終更新日 2023年07月19日

当ページ公開開始日 2023年07月19日