永急富沢線

概要

 永急富沢線(ながきゅうとみざわせん)は、永京都の良江駅(りょうええき)から寺浜県の富沢駅(とみざわえき)までを結ぶ、永急電鉄の路線です。ほとんどの電車が永急羽沢線の民谷駅-良江駅間に直通し、旅客案内上は「民谷駅-富沢駅間の路線」として案内されています。

 1960年代に沿線の不動産開発を目的に敷設されたこの路線は、急速に進んだ宅地開発に伴って利用客が増加。日本有数の混雑路線として知られていました。

 地下鉄民谷線、結急津喜線への相互直通運転を行っており、都心部、津喜エリアと繋がっています。


運行形態と車両

 昼間は1時間あたり急行8本、各駅停車8本が運行されています。

 すべて10両編成で、急行のうち結急津喜線まで直通する電車には「プラスカー」と呼ばれる指定席車両(ロング・クロス転換座席車)が連結されていることもあります。

 自社所属の3000系。かわいらしい前面デザインと自然をイメージした内装が人気の車両で、現在の主力車両です。

 地下鉄から乗り入れてくる車両。民谷線のラインカラーである濃い赤色のデザインとなっています。

 結急電鉄から乗り入れるのは10系0番台。2000年代前半に製造された「ごく普通の通勤電車」です。

沿線概況

3000系(2020年度以降車)

 書類上の起点である良江駅を出ると、それまで走ってきた羽沢線と別れて複線区間に入ります。閑静な住宅地を西へと走り、しばらくすると多摩川沿いにある鎌田駅(かまたえき)に到着します。かつて近くに遊園地「鎌田園」があったこの駅周辺は、お洒落な街として人気が高いようです。ショッピングモールが隣接しているほか、ホームの半分が川の上に出ています。

 川を渡ると寺浜県に入ります。溝口駅(みぞぐちえき)では永阪多摩線に連絡しており、以前は都心へ向かう乗り換え客でかなり混雑していたようです。現在は永阪多摩線の電車が永京環状線と接続する高品駅や、その先の結急ベイコネクト線に乗り入れるようになり、以前ほどは混まなくなりました。

 溝口駅を出ると、やや起伏の激しい地域に入っていきます。かつては何もなかった沿線は、すっかり住宅地に様変わりしました。あざみ野駅(あざみのえき)で地下鉄と接続しつつ南西へ進むと、NR寺浜線と接続する南田駅(みなみだえき)に到着です。南田駅には永急電鉄の車両をメンテナンスする車両基地が設けられており、時折羽沢線の車両もこっちにやってくるようです。

 終点の富沢駅では、永阪江ノ島線に接続しています。ホームは地下に設けられており、延伸構想があるものの具体化はしていません。


※当ページの内容はフィクションです※

当ページ最終更新日 2023年02月12日

当ページ公開開始日 2023年02月12日