多摩快速電鉄

概要

 多摩快速鉄道(たまかいそくてつどう)は、永京都民谷区の民谷駅(たみたにえき)と、中沢駅(なかざわえき)を結ぶ鉄道です。民谷駅から津田山駅までが1979年、津田山駅から永山駅までが1983年、永山駅から中沢駅までが1985年に開通しました。また、2023年10月14日には浜茄子町駅から民谷駅までの区間が開通し、結急電鉄と相互直通運転を行うようになりました。

路線解説

浜茄子町駅-民谷駅間

 画像の2000系は、2015年に登場した車両です。第一次車(10連2本)は増発目的に導入されましたが、2017年からは1000系を置き換えるために増備が進められています。

 この区間は、2023年10月14日に開通した区間です。途中には赤羽橋、麻布十番、六本木、青山と4つの駅があり、4駅ともフルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。

 起点の浜茄子町駅(はまなすちょうえき)は、結急電鉄ベイコネクト線がすでに使用しているホームを共用しています。2面4線の駅ですが、当路線の電車が発着するのは内側の2番線・3番線となっています。駅は地下にあり、ホームドアが設置されています。

 浜茄子町を出ると急な勾配を下り、ベイコネクト線高品方面の下を潜ります。芝公園の脇を通りながらカーブを曲がると、次の赤羽橋駅(あかばねばしえき)に到着します。島式1面2線構造の地下駅で、この後に続く麻布十番、六本木、青山の各駅も同様の構造となっています。

 麻布十番駅(あざぶじゅうばんえき)では永京都市地下鉄南北線、六本木駅(ろっぽんぎえき)では地下鉄神谷線と接続しています。六本木駅は地下インフラを避けるため、地下深くに駅が設けられています。

 青山駅(あおやまえき)を過ぎると、数分ほどで民谷駅(たみたにえき)に到着します。

民谷駅-津田山駅間

 1000系は、1979年から1993年にかけて導入された車両です。電気子チョッパ制御を採用していましたが、2003年から一部の車両がIGBT-VVVFインバータ制御に改造されました。

 1979年に開通した区間です。民谷駅-用賀駅間が地下区間で、鎌田駅からは高架区間となっています。

 起点の民谷駅は1面2線の島式構造。ここから鎌田駅までは日本有数の混雑区間であり、運行本数も多いです。混雑時、1面2線のホームだけで折り返し作業を行うのは大変なため、以前は駅の浜茄子町方にあった留置線まで引き上げたあと、再び民谷駅へ戻るように運行されていました。現在、留置線は浜茄子町駅までの延伸に伴い本線の一部となっています。

 用賀までは複線の地下線が続きます。池尻、太子堂、用賀は相対式ホーム、駒沢は島式ホーム、桜新町は二層式で通過線が設けられています。折り返しが可能な用賀駅(ようがえき)を出ると、電車は地上に出て高架線を駆け抜けていきます。

 鎌田駅(かまたえき)は永急富沢線と接続している駅です。駅の西側が多摩快速線(1面2線)、東側が永急富沢線(1面2線)のホームとなっており、駅周辺は不動産開発を得意とする永急電鉄により開発されています。平日は乗り換え拠点として、休日はショッピングモールへの玄関口として賑わっています。

 鎌田駅を出ると、永急富沢線と仲良く多摩川を渡り、次の津田山駅(つだやまえき)へと向かいます。津田山駅は永阪多摩線と交差している駅であるほか、第一期開通時の終点でもあります。駅からは車両基地への連絡線が延びており、ラッシュ時には津田山始発や津田山行きの電車が運行されることがあります。

津田山駅-中沢駅間

 1000系のうちVVVFインバータ制御に改造された編成の一部には、スカートが取り付けられました。

 津田山駅-永山駅間が1983年、永山駅-中沢駅間が1985年に開通しました。寺浜県見崎市内を東西に結んでおり、沿線は大半が住宅地となっています。全線が高架・堀割により立体交差化されています。

 ライバルの永阪本線とは新百合ヶ丘駅(しんゆりがおかえき)で接続しています。ライバル関係ではありますが、当路線が都心側の拠点を民谷としているのに対し、永阪本線は蓮庭が拠点となっており、目的地に応じて使い分けられているようです。

 永山駅(ながやまえき)からは再び永京都内に入ります。次の松ヶ丘駅(まつがおかえき)までは永尾愛津線と平行する区間で、時折当路線に乗り入れてくる結急ベイコネクト線の電車と、永尾愛津線に乗り入れてくる結急来急本線の電車が併走することがあります。ベイコネクト線と来急本線は違う場所を走っていますが、乗り入れ先で顔を合わせるというのは興味深いところです。

 終点の中沢駅(なかざわえき)はニュータウンの中にあるごく普通の駅。駅の先には車両基地が設けられており、電車が休憩したり点検・整備を受けていたりします。


※当ページの内容はフィクションです※

当ページ最終更新日 2023年10月31日

当ページ公開開始日 2023年06月26日