5号・風境線

概要

 5号・風境線(ふうきょうせん)は、風杜府風杜市の板橋駅(いたばしえき)から真砂駅までの「風杜メトロ5号線」、五香駅から玉浜駅までの「風杜メトロ5号線支線」、真砂駅から東風杜市の惣神駅(そうじんえき)までの「NR風境線」の3路線で構成されている運行系統です。

 5号線は風杜メトロ、風境線はNR富原が運行しており、直通運転も行われています。


データ

 電車はすべて6両編成で運行され、日中は地下鉄線内5分間隔、NR風境線内10分間隔で運行されています。

 最高速度は地下鉄線内90km/h、NR線内は110km/hとなっています。

車両

NR1000系

NR8000系

NR7000系

NR6000系

沿線概況

風杜メトロ管轄区間(5号線)

 板橋駅(いたばしえき)は、NR富原本線に接続している地下駅です。1面2線の島式構造で、以前はこの駅から北へ向かう延伸構想もありました。この板橋駅から平川駅(ひらかわえき)までの間は、1998年に開業しました。

 ところで、5号線区間はすべての駅にフルスクリーンドアが設置されています。これは乗客が線路に転落するのを防ぐもので、電車はATOにより自動運転(運転士が前方を監視する)を行っています。

 平川駅は2号線に接続している駅です。5号線の車両は2号線の鴨池駅近くにある車両基地でメンテナンスを行っており、時折平川駅付近に設けられている連絡線を回想電車が通ります。平川駅から門真駅(かどまえき)までは、1994年に開業した区間となります。

 門真駅では3号線に接続しています。ここから中田駅(なかたえき)までは1990年に開業しました。

 中田駅はNR風杜環状線と、風杜電鉄山本線に接続している駅です。ここから玉浜駅(たまはまえき)までは1989年に開業しました。

 玉浜駅方面と真砂駅方面が分岐する五香駅(ごこうえき)は、2面4線構造。ここから玉浜駅までは支線扱いとなっており、玉浜駅と五香駅の間を折り返すシャトル電車も設定されています。日中は板橋駅-玉浜駅間の電車が10分間隔、板橋駅-真砂駅方面間の電車が10分間隔、そして玉浜駅-五香駅間の電車が10分間隔(板橋駅直通とあわせて5分間隔)となっています。

 五香駅から真砂駅までの間は、ほとんどが高架区間となっています。発電所や工場などがある埋め立て地を通るこの区間は、線路を境に工業地帯と住宅地帯に別れています。この区間は後述のNR風境線とあわせて「NR富原本線の混雑緩和」を目的に建設された区間となります。住宅地側(内陸側)には高速線の線路が併設されており、併走することもあります(すぐ抜かされます)。

 真砂駅(まさごえき)までが風杜メトロの区間で、ここからはNR富原管轄の区間となります。

NR風境線区間

 真砂駅は2面4線の駅です。かつて快速運転が行われていた頃は、この駅で快速と各駅停車の接続が行われていたようですが、2017年のダイヤ改正で快速は廃止されました。駅の南側には車両基地(真砂電車区)があり、車両が留置されています。

 豊砂駅(とよすなえき)は2面2線の駅です。駅周辺には石油関連の工場や、工場で働く人々の社宅などがあります。飾り気のない駅ですが、風杜都市圏の「動く力」を支えている人々が利用する駅であり、人々の暮らしを影ながら支える縁の下の力持ち的な駅です。

 打瀬駅(うたせえき)手前の川を越えると、貝原県内に入ります。打瀬駅はNR富原本線と接続する駅で、高架2面4線構造となっています。外側の線路は、当駅折り返しの電車が内側線を使用している際に使われるのみで、使用頻度は高くありません。

 打瀬駅を出ると、程なくしてNR富原本線・貝原方面からの連絡線が合流します。当路線は風杜都心を迂回するルートとなっており、富原本線の貨物列車が、運行本数の多い風杜都心部を迂回して運行されています。

 三松駅では風杜電鉄貝原本線、平尾駅では風杜快速鉄道、岸本駅では風杜電鉄石塚線に接続しています。当路線の路線名は「風杜の境を走る」ことに由来しており、放射状に伸びる各線と至る所で接続しているのが特徴の一つとなります。

 岩佐駅(いわさえき)ではNR海上線と接続しています。海上線との接続線も設けられており、貨物列車が使用しています。駅は2面2線構造で、海上線ホームと斜めに交差しています。海上線が地上、当路線が高架となっています。

 明里駅(あかりえき)では風杜電鉄山本線と接続しています。

 小林駅(こばやしえき)はかつて貨物駅が併設されていました。1970年代当時の最新技術を多く盛り込んだ貨物駅でしたが、トラック輸送が主流になり早々と役目を終えます。その跡地は長い間そのままとされていましたが、2000年代に入り宅地開発が進行。現在では線内の「他の路線と接続していない駅」の中ではもっとも乗車人員の多い駅となっています。

 次の広木駅(ひろきえき)では、風杜メトロ3号線に接続しています。近くには富原大学のキャンパスもあり、学生の利用も多いです。

 新板橋駅(しんいたばしえき)は、風杜電鉄検見川線の板橋駅(いたばしえき)と交差するようにして設けられている駅です。NR線内には違う場所に「板橋駅」があり、区別するために「新」が付けられました。しかし、新板橋駅には5号線直通の板橋行き電車がやってきます。時折「NR・地下鉄板橋駅」と、別の場所にあるこの新板橋駅、風杜電鉄板橋駅を間違える人がおり、駅には注意書きが貼られています。ややこしいことから、地元からは駅名を変えて欲しいという要望があります。

 百田駅(ももたえき)ではNR富原本線と接続しています。

 終点の惣神駅(そうじんえき)は、城水線と接続している駅です。


※当ページの内容はフィクションです※

当ページ最終更新日 2023年04月02日

当ページ公開開始日 2023年03月28日