観林線

概要

 観林線はNR常盤本線の蔵元駅とかなで線の梅川駅を結ぶ路線です。かつて宿場町として栄えた観林を通りますが、この観林で作られた味醂を運ぶために敷設されました。

 開業時は「観林鉄道」により運行されていましたが、1932年に鉄道省常盤本線の電力を送電してもらい電化。1942年に両得鉄道(当時)に統合され、そのまま両得電鉄の路線として引き継がれました。

 観林鉄道時代は常盤本線への直通貨物・旅客列車が運行されていましたが、1940年に旅客列車の直通を廃止。1976年には貨物列車の運転が廃止され、現在は直通運転を行っていません。しかし、昇田市や津喜県が昇田-永京都心間の直通列車実現に向けて動いたことから、2023年春から永京都心-昇田間の直通列車の運行が開始されます。


運行形態・車両

 日中は、各駅停車が15分間隔で運行されています。車両は主に画像の80系が用いられています。

 ラッシュ時には、観林駅-梅川駅間の区間電車も設定されています。

 2023年3月18日から運行開始した「快速」は、NR常盤本線の高品駅とかなで線の昇田駅の間を結ぶ電車であり、30分間隔で運行される予定です。停車駅は高品を出ると、永京、上谷、蔵元(結急ホーム)、観林、梅川、昇田となっています。

 「快速」には、NR今北(椿菜車両センター)所属の車両も使用されます。1528系2100番台は、津喜県南部で運行されていた車両で、新型車両導入により余剰となった車両を転用しました。車体帯は常盤本線のラインカラーであるエメラルドグリーンと、結急かなで線のラインカラーである黄緑色を組み合わせたデザインとなっています。

沿線概況

 起点の蔵元駅(くらもとえき)は、NR常盤本線各駅停車に接続している駅です。かつてはこの駅で貨物の連絡輸送が行われていました。その頃の設備の一部を活用し、2023年春からNR常盤本線への直通運転が開始されます。

 この蔵元駅から北観林駅(きたみりんえき)までは単線区間です。以前は複線化する計画もあり、所々にそのための用地が確保されていますが、2000年頃から一部が売却され駐車場などに転用されています。2007年頃、来戸急行電鉄が両得電鉄(当時)傘下となった際には、蔵元駅から来急本線方面への新線を建設する構想もありましたが、費用の問題で実現しませんでした。

 線路と家の距離が近い区間が多く、特に単線区間では6両編成の電車でもかなりの迫力を感じます。車両はかなで線と同じ車両が共用されているものの、かなで線への直通運転は現時点では行われていません。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2024年04月13日

当ページ公開開始日 2017年11月04日