澄川・芝山線

概要

 結急澄川・芝山線(ゆいきゅうすみかわ・しばやません)は、仙豊県八田山市の小森駅(こもりえき)から澄川駅(すみかわえき)までを結ぶ「澄川線」と、芝山駅(しばやまえき)から保志駅(ほしえき)までを結ぶ「芝山線」で構成されています。

 澄川線と芝山線の澄川駅-芝山駅間では、八田山市営地下鉄東西線及び松波快速鉄道との直通運転を行っています。

 八田山市の中心部と近郊の住宅地を結ぶことから、定期利用率が比較的高い路線です。また、結急八田山線のバイパス路線としても機能しています。


運行形態

2022年3月12日ダイヤ変更以降

 昼間は小森駅-芝山駅間で各駅停車が10分間隔、快速が30分間隔で運行されるダイヤに変更されます。各駅停車のうち毎時2本は、芝山まで行かずに澄川止まりとなり、澄川駅-芝山駅間では実質的に10分間隔のダイヤとなります。

 芝山線の保志駅-澄川駅間は、引き続き10分間隔の運行間隔が維持されます。

2018年3月10日ダイヤ改正時点

 澄川線ではほとんどの電車が地下鉄東西線・交通公団線に直通します。

 昼間は小森駅-芝山駅間において快速が15分間隔、各駅停車が10分間隔で運行され、すべてが6両編成で運行されます。車両は、子安車両センターに所属する10系4000番台、54391形の6連などです。

 芝山線の保志駅-澄川駅間では、6両編成の電車が10分間隔で運行されます。

車両

54203系

 1991年から1996年の間に、6連14本が導入された車両です。当時の仙豊本線(現在の結急八田山線)などに導入されていた新型車両をベースに、車体を八田山市営地下鉄との直通協定に合わせて4ドア車体とした車両です。

 登場から24年が経過した2015年から、内装及び制御装置の更新が行われており、年間3編成のペースで施工され2020年度に全編成の更新が完了しました。

 澄川・芝山線の電車のうち、結急電鉄の車両で運行される電車はすべてこの車両が使われています。

70系50番台

 2024年2月より、芝山線専用車として6連2本が活躍しています。地下鉄・松波快速鉄道直通には対応していません。

松波快速鉄道1000系

 1991年の松波快速鉄道線開業と同時にデビューした車両です。

沿線概況

芝山駅-澄川駅

 起点の芝山駅(しばやまえき)は、八田山線と接続している駅です。ホームは3面6線で、西側から1番線→6番線となっています。このうち、当路線は西側の島式ホーム1面2線(1番線と2番線)を使用しています。線路は八田山線春望方面へと繋がっていますが、直通電車の運行は無く、メンテナンスのために八田山線内に入る回送電車のみが使用しています。

 駅周辺は住宅地となっています。八田山都心から見て標高の高い丘陵地帯にあり、南西を向くと八田山平野を一望できます。このような眺めのよさを活かし、高級住宅地として開発されてきた歴史があるようです。一方、この駅周辺に住んでいる人は、あまり当路線を使いません。八田山都心へは八田山線の方が速いことや、自動車通勤をする人の割合が比較的高いことが影響しています。

 芝山駅を出ると、線路は右にカーブして西へと向かいます。澄川駅(すみかわえき)では、関八本線保志駅(ほしえき)方面へ向かう「芝山線(しばやません)」が分岐していきます。当路線は「澄川・芝山線」として案内されることが多いですが、芝山駅から澄川駅までが「芝山線」、そして澄川駅から小森駅までが「澄川線」となっています。

澄川駅-保志駅

 芝山線のうち、この区間に関しては支線のように扱われています。電車も澄川駅から保志駅の間を折り返す運用となっており、八田山都心部へ直通する電車は運行されていません。

 澄川駅と保志駅の周辺は住宅地となっていますが、それ以外は田畑が広がる地域を走っていきます。電車は他の区間と同様に6両編成ですが、輸送力は過剰気味です。

澄川駅-小森駅間

 3面5線の澄川駅を出ると、山を下り八田山都心部へと進んでいきます。途中の羽貫駅(はぬきえき)ではNR線、守ノ荘駅(もりのそうえき)では関八本線に接続しています。

 守ノ荘駅は3面6線の駅で、当路線は東側の1面2線を使用しています。この駅を出ると坂を上り、高架線で関八本線を越えていきます。ここから小森駅の手前までは高架化されています。

 地下鉄との連絡駅である小森駅(こもりえき)は、1面2線の島式ホームとなっています。当路線はここから地下鉄線、松波快速鉄道線への直通運転を行っています。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2024年02月25日

当ページ公開開始日 2020年07月12日