雪松本線

概要

 雪松本線(ゆきまつほんせん)は、永京都の蓮庭駅(はすにわえき)から、見沼県の倉郷駅(くらさとえき)までを結ぶ、雪松急行電鉄の路線です。元は永京都西部と見沼県南西部の農業開発を推進するための鉄道として敷設されましたが、沿線に大学を誘致したり、住宅開発が進められたりして現在は通勤路線としても機能しています。

 都心に近い中合駅からは永京地下鉄津喜線・結急津喜線への相互直通運転を行っており、中合駅-入能駅間では永京地下鉄と、結急の車両も走ります。

路線データ

 管轄 雪松急行電鉄

 軌間 1067mm

 複々線区間 中合駅-長沼駅

 複線区間 長沼駅-倉郷駅

 電化区間 全線(直流1500V)

 保安装置 雪松ATS(2022年春よりATS-Pに更新)

 最高速度 120km/h(複々線区間)

運行形態

 特急は結急津喜線奈原駅-地下鉄津喜線高田馬場駅-秩父駅間で1時間に1本ほどが運行されています。編成は8両編成で、高田馬場を出ると中合、所沢、狭山、入能、横瀬、秩父に停車します。車両は106系のほか、結急電鉄(福増総合車両センター所属)のME系、RE系が充当される列車もあります。

 快速急行は蓮庭駅及び高田馬場駅-入能駅及び雪松秩父駅間で運行されます。昼間は毎時2本が運行され、蓮庭、高田馬場、長沼、あさま台、秋津、所沢、水野、狭山、入能に停車し、入能から雪松秩父までは各駅に停車します。8両または10両編成で、一部の電車には2階建て車両「プラスカー」が連結されています。

 急行は大半が地下鉄津喜線・結急津喜線に直通します。昼間は毎時6本(10分間隔)が運行され、蓮庭・高田馬場(地下鉄)を出ると、中合、長沼、あさま台、秋津、所沢、水野に停車します。水野から入能・倉郷・雪松秩父方面は各駅に停車します。10両編成で、ラッシュ時間帯の一部を除き2階建て車両「プラスカー」を連結しています。

 高田馬場(地下鉄)-入能間の電車が毎時3本、高田馬場(地下鉄)-倉郷間の電車が毎時3本運行される時間帯が多いです。

 2023年3月改正までは、昼間の運行本数が毎時8本でした。

 長沼で分岐する拝島線直通電車は、昼間の場合急行3本、快速6本が運行されています。

 急行は蓮庭・高田馬場(地下鉄)を出ると、中合、長沼、田無、小平、新小平に停車し、新小平から拝島までは各駅に停車します。快速は蓮庭を出ると、中合、長沼に停車し、長沼から拝島までは各駅に停車します。

 編成は10両編成または8両編成です。

 各駅停車は昼間の場合、蓮庭駅-入能駅の電車が毎時3本、蓮庭駅-倉郷間の電車が毎時3本、合計毎時6本運行されています。

 編成は8両編成か10両編成です。

沿線概況

蓮庭駅-長沼駅

 起点の蓮庭駅(はすにわえき)は、駅ビル内に入る4面3線の頭端式構造の駅です。空想世界において世界一の利用者数を誇る蓮庭駅ですが、雪松本線の蓮庭駅は8両編成までしか対応しておらず、一つ先の高田馬場駅(たかだのばばえき)で折り返してしまう電車も多いようです。NR線から見て東側にあります。

 高田馬場駅は2面3線の駅で、10両編成の電車はこの駅で折り返します。NR永京外環線及び地下鉄津喜線に接続しており、乗り換えて都心へ向かう人も多いようです。この高田馬場駅を出ると、程なくして急カーブを左へ曲がり、西へ向かって走っていきます。

 中合駅(なかあいえき)は地上ホーム(2面4線)と地下ホーム(2面3線)に別れています。駅の西側には地上線と地下線との分岐があり、地下線に入るとNR中窪駅方面からの線路と立体交差した上で地下ホームに到着します。地上ホーム、地下ホームともに雪松急行電鉄が管轄していますが、地下ホームの案内表示は永京都市地下鉄のものに合わせたデザインとなっています。

 地上線と地下線の合流地点からは、高架・複々線区間となります。内側が各駅停車、外側が特急・急行の線路となっています。複々線は拝島線と分岐する長沼駅(ながぬまえき)まで続き、急行が各駅停車を走りながら追い抜く光景がよく見られます。

 長沼駅は永京外環電鉄と接続している駅です。の西側には車庫があり、ラッシュ時になるとこの駅発着の電車が運行されます。拝島線が地上に降りて東伏見駅(ひがしふしみえき)へ分岐していく一方、雪松本線は高架線のままあさま台駅(あさまだいえき)へ向かいます。

長沼駅-入能駅

 長沼駅を出ると複線区間になりますが、あさま台駅(あさまだいえき)までは高架線を走り続けます。あさま台駅は永越練馬線と接続している駅で、乗り換える人も多いようです。当路線が蓮庭・高田馬場発着なのに対し、永越練馬線は折袋発着であるため、目的地に応じて使い分ける人が多いようです。

 沿線は住宅地となっており、都心までさほど距離がないことや、適度に自然が残っているためファミリー層に人気が高いようです。NR宮野木線と接続する秋津駅(あきつえき)までが(ほぼ)永京都内の区間で、秋津駅を出ると見沼県内に入ります。

 所沢駅(とこざわえき)は利用客数の多い駅で、商業施設もあるため沿線の人が集まる場所となっているようです。ここから水野駅(みずのえき)までは、近くを雪松国分寺線も走っており、雪松急行電鉄の影響力が強い地域と言えます。また、駅前には雪松バスが数多くやってきます。

 水野駅では雪松国分寺線と合流します。その名の通り国分寺方面からやってくる路線で、6両または4両の電車がやってきます。野球の試合開催日になると、この駅でスイッチバックして国分寺線に入り、途中の小手指駅(こてさしえき)で再びスイッチバックして球場最寄り駅の東山口駅(ひがしやまぐちえき)へ向かう臨時電車も運行されます。

 狭山駅(さやまえき)は倉郷方面と入能・雪松秩父方面が分岐する駅です。狭山車両基地も隣接しており、運行・整備上の拠点駅となっています。狭山車両基地は車両の留置だけでなく、大規模な検査も出来る車両基地です。

 雪松本線としての終点となる入能駅(いりのうえき)は、雪松秩父線と接続している駅です。雪松秩父線直通電車はこの駅でスイッチバックして、雪松秩父へと向かいます。特急以外の電車は基本的にこの駅で折り返します。

 雪松秩父線内は2ドアの車両が往復しています。

 時折臨時電車として結急30系が雪松秩父までやってきます。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年09月24日

当ページ公開開始日 2018年02月11日